ヴェーダクラス

明日から渡印準備!っなどと言っておりましたが、昨日は一日中、サティヤ・サイ大学 の卒業生によるヴェーダクラスに参加しておりました。


朝の11時から開始し、夕方の4時までみっちり、ルッドラム(シヴァ神・イーシュワラ神の別称を称えるヴェーダ)のナマカムを口伝いただきました。ルッドラムはヴェーダの中でも比較的高度な部類に属し、ある方は、数年間、ひたすら聞き続けてからやっと最近、唱え始めたというぐらいの敷居の高いものなのだそうです (Oh my God!)。


サイセンターのヴェーダクラスでは時折、サイババの下で学生期間中、日々ヴェーダを学習したインドの方から本場の吟唱を教えて頂けるのですが、その吟唱が肌に来る、というのでしょうか?深遠で、超直球な帰依心を内包する声音と、ヴェーダ真言が放つエネルギーの波動が瞬時に空気を割り 響いて、突き抜けていく感覚…。言霊としてのマントラが、聴覚を超え、肌の細胞やハートにビシバシと伝わってくるのを体感しました。一言で言うと、すごい、というか、ヴェーダの威力に度肝を抜かれました。


ヴェーダ詠唱の伝統」は、無形文化遺産保護条約に基づく「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載されており、2009年9月に予定される初の登録での世界無形遺産への登録が事実上確定している・・・らしく、兄の言葉を借りるなら、これほどの至宝を無料で・・・というか無私の奉仕の一環として提供するとは、なんて懐の広い…と、素朴にすごいなぁ、と思いました。


今回用意されていた日本語冊子には、日本のセヴァの方々によって「ヴェーダを唱えるときの留意点」も分かりやすく記述されていて、ヴェーダ吟唱に取り掛かろうと思っていても、語学習得においてははじめが肝心、間違って覚えてしまったら修正をするのに後々大変になる…という不安によって…うーん、大切さは分かっているけど気が引けて、なかなか実行に移せなかった私のような初心者にも、大変助かる手引き書となる…ことでしょう(…でしょうって、アンタ、他人事のように…と大阪人の一人ボケ突っ込みを入れつつ)。


この辺で意を決して、ヴェーダ、毎日少しずつでも唱えていきたいと思います。 
ヴェーダの母、ガヤトリー女神に祈りを捧げつつ・・・。



Veda Links:
ウィキペディア: ヴェーダ
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ヴェーダ書籍:  ヴェーダ書籍