明日は全世界で24時間連続バジャン!

皆さんは明日、土曜日の18時00分から翌日の18時00分まで、プッタパルティのアシュラムをはじめとする世界中のサティヤ・サイ・サイセンターで、24時間連続バジャンセッション、アカンダバジャンAkhanda Bhajan)が開催されることをご存知でしょうか?


11月23日に控えるサイ・ババの誕生祭の一環として、毎年、11月の第2土曜日〜日曜日にかけて全世界で開催されているバジャン唱歌
初めてこのセッションの存在を知った時、私は冗談かと思い、「本当に、24時間、ぶっ続けでバジャンを歌うんですか!?」 と二度聞きするほど驚いた。


・・・そしてどうやら、するそうである。


といっても、24時間耐久レースのような体育会系のノリではなく、各自、疲れたら仮眠を摂り、用意された軽食も飲食可能といった、和気あいあいとした雰囲気... 。
バジャン唱歌が途中(特に真夜中)で途切れないよう、楽器演奏者やリードシンガーを時間帯毎にグループ分けしたりとか、参加者が体力を温存できるよう、入退場を自由にしたり...という風に、色々と工夫がなされているのが素敵。。。


あと、サイババを讃えるために皆で集まって、サイババの讃歌を歌い続けるのかしら・・・?と思いきや、バジャンセッションの運営進行についても、歌う対象や曲目が偏らないように...とか、皆が参加できるものを選ぶように...といった留意点がサイババによって示されています。


ところで、バジャンとは、なんぞや?という方のために、ここで、語彙の紹介を・・・


【バジャン・讃歌 (BHAJAN)】

インドの寺院や宗教的な集いで歌われる、ヒンドゥー教の神々を讃える神への讃歌。語源はサンスクリット語でバ(BHA)は神、ジャン(JAN)は人を意味します。
シーク教の開祖、グル・ナーナクが創めたと伝えられている反面、もう一説では、古来よりある讃歌を通して神への愛を表現するという習慣を体系化したものとも言われています。

インドでは、バジャン唱歌は神への礼拝へのひとつであり、人と神が一体となるための霊性修行の一つとして広く認識されています。
想いをこめてバジャンを歌うことによって心は統御され、神の栄光と荘厳さに浸る喜びに満ちて、些細な快楽の領域から心を引き離すことができると言われている他、歌詞に含まれる神の名前には強くポジティブな波動が含まれているため、バジャンを歌うことによって環境が浄化されるとも言われています。

バジャンはもともとインドで神々を讃えるためにヒンディー語にて歌われてきましたが、いまでは日本を含む世界各国で、様々な宗教の神々を讃えるバジャンが、数多くの言語によって作られています。


歌い方はとっても簡単で... 例えばシヴァ神を讃えるこのバジャンのように

先ず、リードシンガーが歌う。 次に、コーラスが歌う。 以上。
一番目: ワンフレーズを二回づつ、スローテンポで歌う。
二番目: ワンフレーズを一回づつ、アップテンポで歌う。 最後のラインだけ、二回繰り返し。
終わり: 最初のラインを、ゆっくりと繰り返す。

という具合で、初めて参加しても、すぐ一緒に歌うことができます... (曲によっては多少異なります)。



といってもサーダナの体系の一つですので、奥が深いことは確か・・・。


より詳しくお知りになりたい方は、バジャンに関してサイババが示した言葉集、『バジャン - 神への讃歌』をご覧ください。


インドにいる彼は今夜、夜行列車に乗って現地入りし、明日からプッタパルティで始まるアカンダバジャンに参加するとのこと・・・。


地方によっては数時間のみ・・・という所もあるみたいですけど、日本全国のサイセンターでも開催されているみたいですので、ご興味のある方は、どうぞ!


ちなみに、今年のプッタパルティのアカンダバジャンの様子は

こちらにて☆



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〜 以下、1986年11月8日の講話より抜粋 〜
今日、わたしたちは、アカンダ バジャン(世界中のサイの帰依者によって24時間続けられる地球規模・グローバルなバジャン)を歌うことになっています。


アカンダ バジャンは単に一個人、一国家、あるいは一地域のために行われるのではありません。
アカンダ バジャンは全人類の幸福のためのものです。

歌われたバジャンは音波の形で空(くう)に広がり大気全体を満たします。それによって環境全体が清められます。そうして清められた空気を吸い込むと、人の心(ハート)も浄化されます。神の御名を唱えることは、与え、受け取るプロセスです。神の御名を歌うことは、喜びと神性さを分かち合うための修練となるべきです。

わたしたちが創り出す音は大気中に残響するということをよく覚えておきなさい。それは音波として永遠に空(くう)に留まり、その音を発した本人よりも長く生き続けます。



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