ホメオパシー


数日前から喉の調子がおかしく、咳が出ている。
インドの空気はとっても乾燥している上に、一晩中回している扇風機の風で口内の湿度が保てないのかも…。サイババが避暑地に移動する前に、治しておきたいなぁ…。風邪薬が見当たらないから、Vivration Medicine(波動薬・ホメオパシー)の力を借りることにした。

アシュラム内にあるドクターのお部屋に、夜7時過ぎにいくと、アポなしでも対応してくれる。ドクターと呼ばれている男性の先生は伝授を希望する方々へのコーチや翻訳者への指導など、主に普及に力を入れていて実際、薬を調合してくださるのは奥様のほう。いつ行っても思うのだけど、診療部屋でこの方の前に座ると、とても高貴な慈しみを感じる。

言葉には出さないけれど、視線や雰囲気で、What happened, my dear child?(愛しい我が子…、どうかしたの?)と問いかけられているような気がする。名前、年齢、出身国を告げ、できるだけ詳しく症状を伝えると、2〜3の質問を受け、その返答によって、症状に見合った波動をスポイトでシュガーピルに配合してくれる。

副作用はなし。

早速、調合くださった薬をその場でいただく。 飲み方は、波動薬なので、手とかの波動の影響を受けるのを避けるために、入れ物のフタに一粒出して、それを直接歯と舌の間の粘膜に置いて、溶けるまでそのままにしておく。

じゃ、寝る前にもう一粒飲んでね。あと、取り扱いとしては、

1. 電磁波の近くに置かないこと。持ち歩くときはアルミフォイルに包むのが良いわね。神経質にならない程度にね。
2. 服用後は、コーヒーは飲まない。お茶はOK。 コーヒーを飲んだあとは、作用が消えるからもう一錠、飲むことね。
3. 水をたくさん飲むこと。
4. 服用する前後15分ぐらいは水以外のものは口にしないこと。
5. 効果を期待して処方された数以上飲まないこと。波動だから、何粒飲んでも効果が倍増するってことはないからね。

はーい、ありがとうございました。


寝る前にホメオパシーを飲んで、口内の潤いを保つため、マスクをして就寝した。時間がたつにつれ、症状が重くなり、咳込みが激しくなって、鼻詰まりがした。好転反応だ。良くなる前に一度、症状が悪化する。

親戚の病院の院長が昔、母に言ったそうな。どれだけ医者から薬を進められても、なるべく、服用しないように…。即効性はあるものの、副作用がすごくて、かえって体に負担をかけるとのことだった。昔ながらのおばあちゃんの知恵みたいな自然療法が一番いいのかもしれない。ホメオパシーは気の療法に近いかも。

症状は徐々に、良くなってきている。


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