Sai Yuva Shakthi"

アフタヌーンダルシャンには、タミルナドゥー地方の青年の話を基にした演劇の上演があった。
あらすじは・・・

強圧的な教師に嫌気がさして学校に行かない学生や、大卒なのに働き口が見つからず未来に希望を持たない若者。医療費が高すぎて低所得層の人々が見捨てられ、犯罪が多発している…そんな街の状況を嘆くだけではなく、なんとか変えることはできないか、とサイユースが立ちあがる。
指導者の質が変わらなければ、どれだけ人を変えても同じことが繰り返される。。。方法の一つとして、政治家になり、サイババの教えに従って、様々な改革を取り入れた。土地の権威者たちは優遇を図るよう詰め寄るが、利権を行使するために政治家になったわけではないことを説いて、万人が恩恵を受けるシステムの構築を提案する。

教育においては、従来の記憶重視から、教師自らが模範を示し、教育と徳育の両方を兼ね備える手法のエデュケアが、チェンナイの全学校でで取り入れられた。
医療分野では、高価な医療費が支払えない貧困層に対しての無料開放を導入し、遠方に住んでいて通院が難しい人々のために移動病院の運行を開始する。
若者の非雇用率が60%にものぼる状況を奪回するために、地域の主力企業に働きかけて、職業訓練を行うよう事業案を提示する。企業側も次世代の担い手を育成できる上に若者も助かる、それに地域貢献にもつながるから、地元顧客の支持を得ることができる…

実際、そんなこと、実現可能なのだろうか?と地元の人から問われたとき、「はい、既にその運営で成功している学校、医療、職業訓練施設が存在しています。」とサイユースは答え、長年の経験者や権威者とのアポを取り、方法論を伝授する。

私利私欲が一切介入しない利他的な運営は、自ずと Win Win の関係をもたらして、万人が健全な体制の良さを享受する…。そっか…サイババは様々な組織の運営を通して世の中の人々に、人道的に本来、物事があるべき姿の模範を提示しているんだと思った。言われるだけなら机上の空論になりそうなところを、既にモデルケースが出来上がっているとするなら、ローカライズ(地方的特色の調整)をしながらも実現しやすい。。。

劇の終了後、出演者の人たちがサイババと一緒に記念写真を撮る。
今日は、プラサードとして、ギ―の御菓子が出た。 濃厚で、美味しかった。

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