長期滞在アドバイス

最近、以前、引越しの時にお世話になったサイ大学の卒業生を介して知り合った学生が、スワミとの体験談やパルティで生活するアドバイスを教えてくれるようになった。経済学や情報科学他の修士科を終え、博士号に進むか就職をするか迷っていたところ、スワミへの祈りやジョーティッシュ占星術を含む導きにより、内定が決まっていた就職先にて6月1日から新たな生活が始まるらしい。その間、年の離れた姉を気遣うような感覚で色々と親切におしえてくれる。
インドの現大統領プラティバ・デーヴィーシン・パティル女史プッタパルティのアシュラムを来訪した5月7日に誕生日を迎えたらしく、前夜にはスワミが夢に現れ、その日はスワミからプラサードのお菓子を手渡しされたそうな。マンディールでスワミの写真を撮っていることもあって、スワミのエピソードを教えて!というと、話が尽きない。その間、私が答える言葉は、ほとんど三言に尽きる「へぇ!」「ほんとに!?」「すごいね!」・・・。
ただ、アドバイスの内容を聞いていると、10歳近くも年下の方にそこまで教えてもらうなんて私って一体・・・(汗)と焦りを覚えつつ、せっかく頂いた、アドバイス。有り難く受け取るとともに、パルティ長期滞在に役立つ一般的なものをピックアップして皆さんと共有したいとおもいます。


食事・健康:
1 土地に慣れようとして無理に、辛い南インド料理を食べようとしなくてよい。
2 キャンティーンが閉まっている時や混雑時など、アシュラム外で外食する場合は、シェフやオーナーがダルシャンに参列しているレストランに行く。(学生やセヴァダルが主に利用している飲食店があるので、そこを利用する)
3 日ごろから食事やジュースも自炊を心がけ、周りに頼らなくてもよいようにする(self-reliant)。食事を作る時に入る思いにおいても金銭面でもよいから。
4 インド料理に必要な調理器具、ミキサー(グラインダー)と炊飯器を揃えると便利。
5 卵を含む非菜食を扱っている店は、利用しないこと。
6 汗をかきすぎないように塩を舐め、身体を冷やす効果のある果物を食べる。
7 パルティの夏は暑いので、体力を消耗しないように午後は少し昼寝をする。

金銭:
1 一般的に、政府系の銀行より民間企業の方がよいサービスを提供しているので(ネットバンキングやATM、料金振込等)、政府系の銀行だけでなく、民間銀行で口座を開設するとよい。(口座開設には顧客の紹介が必要ということで、サイ大学の卒業生がマネージャーを務めている民間銀行、HDFC BANK を紹介して頂いた)。
2 インターネットショップを利用し続けると高額になる上に時間のロスになる他、夜遅くなると防犯面でもよくないから、ラップトップを持参している場合は電話回線があればLAN、無線だとCDMAデータカードを購入して自宅からネットをするとよい。
3 経済的に過ごせば滞在できる期間が長くなるので、不必要なものはなるべく買わない。
4 節約を意識して、携帯や料金で格安サービスを利用する。

防犯:
1 滞在先(アシュラムの中か、外に住んでいるか)を聞かれたら、必ずアシュラムの中に住んでいると答えること。
2 相手の素性がわかるまでは、意気統合しても住んでいるところや連絡先、滞在形式など、事実をつたえない。
3 見知らぬ人とは極力、話さない。
4 知人以外から電話番号を聞かれたら、基本、持っていないと答えたほうがよい。奉仕や移動手段の連絡等、どうしても連絡先の交換が必要な場合は、メールアドレスを教える、もしくは、インドは電話番号が安いので、プライベート用と一般用に使い分け、一般用は対応時間帯を決めて先方に知らせておくとよい。
5 携帯を持っている場面で番号を聞かれた場合は、これは友人から借りているものだから教えられない、と答える。
6 信愛や謙遜といった笑顔の真意を汲み取れずに誤解する人も少なくないので、アシュラム外では特に、無防備な笑顔を浮かべないよう留意する。
7 住んでいる建物に守衛がいる場合は、緊急時の連絡先として守衛、大家さんの連絡先を携帯に控えておく。
8 用事があっても夜遅くまで出歩かない。外国人は目立つので、アシュラムの門が閉まって人通りが少なくなる九時前には家に着いていること。
9 一人暮らしていることを周囲に分からせないように、玄関先にスリッパを余分に置いておくなど工夫する。
10 人が訪ねてきても、ドアを開けて対応せず、窓越しに応答する。特に夕方以降の訪問者には、今は家族(夫、妻)が寝ているからと断り、翌朝に出直すように伝える。
11 視線のコントロールをしようとしていても、危ないから下を向き続けて歩かないこと。見ていないように見せて一瞥で周囲の状況を察知することは可能だから、どんな人が近くにいるか、車が来ていないか、どのような感じで見られているかなどを把握して歩くこと。
12 四六時中一人でいるのは精神的にも防犯面でもよくないので、お茶を飲んだり、お互いの家を訪ねられる同性の友達を最低でも一人は作ること。
13 インド人の家を訪ねる際は、手土産に季節の果物を少し多めに持っていく。


インフラ (停電・断水)
1 悪天候の日には落雷防止や、電線が切れて人に被害が及ばないよう電力会社が意図的に電気を止めることがあるので停電が起こりやすい。去年は、午後2−4時のあいだ、毎日停電していた時期もあったので、家事や奉仕などで電気が必要になると予測できる場合は、予備電源としてバッテリーを購入して部屋に置いておく。
2 (日常茶飯事の)非常時に備えてキャンドルを3−4つ、懐中電灯は、フラッシュタイプのものと据え置きができるものを常備し、電池を用意しておく。
3 非常食として、手軽に調理できるもの、たとえばパンとジャム、果物やレトルトのカレーを部屋に常備しておくこと。
4 断水も起こるので、水は、飲料用と生活用に、充分常備しておく。



以上。。。Hope this would be of any help.


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