長期滞在アドバイス 後編

最近、コンピューターがウィルスにやられて、ネットに接続できなくなっている。コンピューターに関して私は、無知に等しく、奉仕などでPCは必須機器。先述の方に、復旧やモバイルデータ登録など色々とお世話になって本当にありがとう、とお礼を述べると、次のような言葉が返ってきた。あくまで、一個人の意見に過ぎないけれど、とても素晴らしい返答だったので、その方の了解を得て、ここで少し紹介したいと思う。

In friendship don't say thanks! Just be happy and help others whenever you get a chance to help others! Let's please swami with our good behavior and conduct! Helping and to be happy is attitude - it doesn’t come from outside.フレンドシップにお礼は無用。ただ幸せであり、他者を助ける機会がやってくれば、自然にヘルプすればOK!私たちの良いふるまいと行いによってスワミを喜ばせましょう。助けることと、幸せであることは精神的な姿勢(心的態度)であって、外からやって来るものではないから。


ある時、サイの学生と帰依者の違いは?と聞いたところ、Confidence(自信・確信・信頼) だと思う、という答えが返ってきた。
(This is just my small opinion but) difference between Sai students and devotees are very simple. When you see Sai Students, they are always positive and there’s confidence that they know he is with them all the time, and in everywhere. Devotees sometimes miss Swami, right? (ごく小さな私見にしか過ぎないけど)サイの学生と帰依者の違いはとてもシンプル。サイの学生はいつも、ポジティブ(前向きで肯定的)で、常にスワミと一緒にいることを知っていて、何処にでもスワミが遍在していることを確信してる。帰依者は時々、スワミがいなくて寂しく思うことがあるでしょ?


そうなのよねぇ。私自身の反省として、遍在していることを忘れて、つい、これは良い、あれはダメ、って決めて悪く見えるものを一切排除しようとしてしまう。それに、本来のメッセージを、こうあるべきだ、とナチュラルに自他に課している目標と同化させて考えるから、単純で美しいメッセージを、難解で不純なものに変えてしまうことがあるような気がする。ダルマを語るときに険悪な雰囲気になってしまうのはその癖によるかもしれない。それを伝えると、

He says, enjoy all that life offers because everything is God but be in your limit. Mind is a very good friend . It will follow if you tell positive thing. But if you tell him don’t do this and don’t do that, it will do opposite and keep thinking about it, so it’s better to tell him the good point. Be practical. Avoiding and restricting in hurry is very bad.スワミは、人生が用意するすべてのものをエンジョイしなさい ― すべてが神なのだから、ただし、限度を超えないように、と仰る。マインドは良き友達。ポジティブなことを伝えると、マインドはそれに従うけど、これをやっちゃいけない、あれをやっちゃいけないと伝えると、マインドは逆に、そのことばかり考えてしまう。だから、物事のよいポイントを伝える方が賢明。実践的であることを心がけ、急に避けたり制限を設けたりすることを命じることはよくない。


はーい、がんばります。マインドは良い友達として接するのと、狂った猿と思って恐れるのと、アプローチが逆なんだ。性善説性悪説の違い・・・私は経験上、性悪説に焦点を当てると性格が、ギスギスして悪くなる。人それぞれ、愛に到達する方法は違うと思うけど、そういった点では、叱咤激励して邁進していくよりも、性善説の方が合っている気がする。


ところで、モバイル機器のカスタマーサービスとの応答を書き取ったメモを見せてもらうと、どのページにも、先ず冒頭に、Om Sri Sai Ram と書いてある。すごいね、学生はみんなそうしてるの?と聞くと、「ほとんどの学生はそうしている・・・試験のときには書いちゃいけないけど。それに、これを書くと、仕事の半分は終わったも同然だから」という答えが返ってきた。おもしろいことを聞きますね・・・という驚きを少し含みながら。

彼らにとってそうすることは、ごく、自然なことなんだ。スワミが行為者で、全てに遍在していることを体験として、そして実感として識っているから、生活自体が礼拝になっていて、その習慣が骨の髄まで染み込んでいる。私は、神に向かう自分と日常生活をする自分を、確実に切り離している。全ての瞬間を礼拝として送る人生。なんて素敵な・・・。

時間はかかっても、いつかはそのような人生を歩みたいものである。


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