バンガロール往路

日本にも数年滞在経験があるインド人の知人に、良い歯医者さんはいない?と相談したところ、バンガロールMGロードにある、かかりつけの中国人のお医者さんを紹介してくれた。さっそく、タクシーで行こうかと思っていたら、ある友人は、女性一人で旅するのは危ないから、電車で行くべき!と主張し、別の友人は、電車は危ないからバスで行った方がいい!いやいや、タクシーを相乗りしてくれば良いよ・・・っと保護者のような方々に見守られ、空席状況などを考慮して結局、バスを利用することに落ち着いた。

タクシーなら、片道1300ルピー(エアコンなし)。バスは、243ルピー(エアコン付き)電車は・・・あ、聞き忘れた。
サイタワーホテルの近くにあるN.Ahmadという旅行会社に問い合わせると、あなたが乗れるクラスのバスは、毎日13:30分に出発する便です、とアドバイスしてもらい、、電車の時間や発券方法も調べてくれた際に、うちのタクシーを使ってくださいとは一言も言わなかった。なんて殊勝な。。。ここは、手数料もとらずに旅程のコンシェルジュをしてくれるのでとても便利な上に、タクシーの運転手が値段を高く言いすぎた時には、正当な値段に下方修正してくれたことがあり、その正直さに少し驚いた経験がある。ある旅行会社を利用した知人は、存在しないデモを理由にホテルで一泊させられたと聞いたことがある。外国人をみるとぼったくろうとする業者が多いインドにしてはこの誠実さは珍しいと思う。サービス業は、こういった、ある程度利益と切り離したところで顧客のニーズに対応する気持ちが大切だっていうことをわかっている。。。後日大きな買い物をする時、最終的にその親切で適切なサービスを提供してくれたところに戻っていくし、旅の感動とともに口コミといった形で自発的に宣伝するから。。。逆にお金やサービスを提供する気持ちをケチってしまうところは不評を囁かれて大変・・・。モノが残らない商品を扱う業種はそういった意味で本当、大変だと思う。


金曜日の朝、ヴェーダクラスに初参加してから13:30発のKSRTC社のバスに乗車。タクシーで空港からパルティに移動する際、よく窓やドアのないバスを見かけるので、インドのバスの乗り心地は一体・・・?!と戦々恐々としながら乗ってみると、VOLVO製のバスで、エアコン付き、シートリクライニングがほぼ垂直ぐらいまで調整でき・・・車高が高いのでタイヤの揺れが体を直撃しないし、タクシーで移動するより断然快適!っとニコニコ笑顔になった。乗客には、500mlのお水をサービスしてくれる。途中、Chikkaballapura という街で休憩し、17時過ぎにはバンガロールに到着。


バンガロールのバス停はとても広かった。ロータリーのど真ん中で降ろされ、地元の人たちは早々に各方面に散って行った。ボーっとしていると、オートリキシャーの客引きが何人も寄ってくる。一人取り残された私は、友人と会うまでどうしようか・・・と少し路頭に迷ったけど、幸い、すぐに連絡がついて合流することができた。陽が昇っている時間で良かったと思う。

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ

ブログランキングに参加しています。 応援クリックして頂けますと幸いです。