アシュラム滞在便利帳


最近、初めてサイババに会いに行きます! というメールをちょくちょく頂き、大変嬉しく思います。アシュラムでお会いできませんか?とお問い合わせ頂くのですが、基本的には、事前に約束をして待ち合わせをすることは控えております。。。すみません... The Reason Is...,
アシュラムのコトの流れは、とてもユニーク・・・というか、ある意味、不確実性によるところが大きく、会わないといけないと思っているのに(約束をしていても)会えない。。。できれば避けたいなぁ...と思っていても何度も会う、逆に、会うべく人と絶妙なタイミングで会った故に、数日かかると思っていた作業が短時間で終わってしまったなど、頭で思い描く計画や思惑とは違った方向に流れることが多いような気がしています。 巡礼の旅なので誰にも出会いたくない!っという頑なな思いではなく、例えば、ダルシャンホールで偶然、隣に座ったり、お話して気があって一緒にランチでも ♪ ・・・みたいなノリになった場合、その時の流れに身を任せるのが一番自然で良いなぁと思っております。


代わりに・・・といってはなんですが、私自身が、初めてインドに発つ前に、色々と親切な方々から「あれ持って行った方がいい、これがいいよ」と教えて頂いたアイテムを列記してみました・・・ので、何かのお役に立てれば幸いです。日本からバンガロールまでの交通は、「航空券購入と交通」というタイトルのブログにちょこっと触れておきました。プッタパルティの情報や、アシュラムでの過ごし方は、SSOJのアシュラム情報に掲載されていたり、サイラムニュースという小冊子(2009年3月発売分)にかなり詳しく載っていましたので、そちらも参照してみてください(私も出国前に読んで、渡印前からワクワクして盛上がっていました)。


個人旅行が好きで、プライバシーを重視する性質なので、初渡印前、アシュラム内は単身滞在NG(&しかもドミトリー)と知った時には、ガーっンと思いました。「静寂の中で内面を見つめたいのに、無理・・・だよ」といった心の叫びがあったのですが、実際に滞在して体調を崩したとき、ルールの真意(スワミの意図)に触れたような気がしました。小さな私見にしか過ぎませんが、こういったエネルギーの高い巡礼地・聖地と云われている場所を訪れるのは、内面の、自我の上にそびえ立つ霊峰に挑む登山のような気が、最近しています。
自分では、心身共に万全!と自負していても、(精神的に)天候が荒れたり、(身体的に)予想外のコンディションに見舞われたりします。そんな時、(例えば過去を思い出したり、目を向けたくない性格が潜んでいたことに直面して精神的にすごく落ち込んだり、身体的にベッドとトイレを往復する日々過ごしたり、部屋の外に食事に出る気力がない時)ルームメートの存在は、とても頼りになります。また、経験上 ドミトリーから小部屋に移るちょっとしたコツも下記(2)にて紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。


May Swami Bless You With a Wonderful and Divine Pilgrimage...




(1) お金編
現金 空港からアシュラムまでの交通費、アシュラム滞在費(一度に前払いできるのは最長10日分まで。部屋毎に支払うので滞在人数で割る)、アシュラム内で荷物を運んでくれるポーターに支払チップ等、最低限のルピー(〜1万円ぐらい)は、日本国内か経由国の空港内両替所でインドルピーに換金しておく。お釣りで困らないためにも、50ルピー・20ルピー等の低額紙幣も多少用意するとグッドです。
クレジットカード 海外では、I.D.(支払保証できるという意味の身分証明)にもなるので、一枚あれば便利。でも、できるだけ使わない方が安全というウワサも・・・。アシュラム内では安全です… 当然ですが・・・。













(2) お部屋編 (アシュラム内)
番号式の鍵 アシュラムでは部屋を二人以上でシェアするため、暗証番号式のカギを利用すると便利。鍵がなくなる心配がない&鍵の保持者を待たなくてもよい等の利点ありです。
写真 アシュラム滞在の際には、パスポートとビザの提示、そして写真の提出を求められるので、日本から身分証明書サイズの写真を一枚持って行った方が時間のロスが少なくてよいです。
S字フックとプラスティックのカゴ シャワーを利用する際、洗面用具をプラスティックのかごに入れてドア等に吊下げるとよい。(特に血液型・A型の人にお勧め)
寝袋 中には、えー!これに寝るの・・・?というベッドも存在します。寝袋があれば安心です(必須ではありませんが、気になる方にはグッドです)。
ブランケット 冬季にあたる、10月〜2月ぐらいは日中は過ごしやすいですが、夜間、朝方と冷え込みます。寝袋を用意されない方は、ブランケットがあれば暖かいです。現地でも購入可で、かさばって持って帰るのは・・・という場合、私のルームメートとかは、“寄付”という名目で、アシュラムのお部屋に置いて帰っていました。
トイレットペーパー 芯を抜いてつぶして持ってくるとかさばらず、よいです。一般的に、紙製品は日本の方が断然、性能が良く安価です。
懐中電灯 停電は日常茶飯事。据え置きできるものが一つあると便利です。
目ざまし時計 携帯を目覚まし代わりにしてもOK。部屋に壁時計はないので、ひとつ必要です。
裁縫用具 なにかと、あれば便利です。
変圧器・プラグ 変換プラグは必要です。 トラベル用電気器具を使用する場合、変圧器はほとんど必要ない気がします・・・。
電池 単3等、普通の電池はあります。カメラ用などの電池は、日本で購入した方がよいです。
掲示板の利用 一人旅で、アシュラムの中に泊りたくて、しかもドミトリーはプライバシーがなさそうでちょっと・・・という場合の案として、私がよく取っていた方法ですが、2−3日はドミトリーに滞在し、N8棟の1階、アシュラム内滞在者用の掲示板に、「ルームメート募集」のメモが掲載されることがありますので、確認してみてください。英語が苦手だし・・・と懸念される方は、日本語でメモを掲載すると、日本語が読める方からコンタクトが来るかと思われます。宿泊延長をする日に、ブルースリップ(宿泊費用支払い証明書)を持ってルームシェアをする人とアコモデーションのオフィスに出向き、ドミトリーから部屋を移動したいと告げると、祭事などで繁忙期でない限り、部屋の移動をOKしてくれました。ベストなのは、すでに小部屋に滞在している方の所に移る方法です。また、先に(同性の)友人がアシュラムに滞在している場合、事前に部屋番号を聞いておいて到着日に、窓口でN☆棟の◎△に友人(名前を伝える)が滞在しているので、そこで一緒に宿泊したいと告げると、すんなりOKしてくれます。(結構、ロシア語で書かれているメモもありますので、英語でなければならない、というルールはなさそうですので、良心と相談のうえご利用ください。また、掲示板にはバンガロールへのタクシーシェアのメモも掲載されていたりして、便利です。) なお、どうしても一人がよい、25歳未満、という方は、アシュラムの外のホテルに滞在となるかと思います。











( 3 ) 薬・グルーミング編
蚊・虫よけスプレー 必須。さされないのが、一番です。
日焼け止めクリーム 必須。年を取ってから日焼けのシミが出てきます。
かぜ薬・胃腸薬・頭痛薬 (常備薬) 飲み慣れたものを持参。整腸薬は、ラクトーンが効くと評判がよい。
ばんそうこ はだしで歩くことが多いので、肌が繊細な人はあるとよいです。
目薬 パルティは砂埃が強いので、目薬があると便利です。コンタクト利用時、私は就寝前にアイボンを利用していました。今は、レーシック手術を受けたので、ダルシャン中にスワミの後ろの電飾が視界に入ると時々、多少ハレーションを起こしてぼやけて見えますが、その他は快適です。乾燥を防ぐためにも防腐剤の入っていない目薬は重宝します。
爪切り “手食”に挑戦される方は、ぜひ、ご持参ください。
シャンプー、リンス インド人はリンスの代りにオイルを髪に塗るので、リンス・コンディショナー自体が品薄。余談ですが、インド人は、頭皮を守るために、習慣として2−3日に一度ぐらいしか髪を洗わないそうです。
タオル類 現地でも調達可ですが、持っていくと便利です。
マスク 新興国にありがちですが)バンガロールでは排気ガス規制をしていません。喉が弱い方は、移動時の車中で利用されるとよいかと・・・。
耳栓 移動時や就寝時に静寂を保てます。たまに...ですが、ダルシャンラインに並んでいる人が耳栓をしているのを見かけます。










( 4 ) 衣類編
安全ピン サリー、クルタ用。インド製は針が太くて生地を傷めます。
洗濯剤 短期滞在者であれば、こういった小物は、滞在期間を有効利用するために日本から持参した方がよいです。
柔軟剤 硬水なので、ゴワゴワが気になる際は、あれば便利です。
クルタパジャマ(男性) ・ サリー & パンジャビ(女性) 日本では高価&品薄なので、現地調達がよいです。基本的に女性は白を避け、男性は白を選ぶのがよいかと思います。(アシュラム近辺に洋服屋さんがいっぱい並んでいますが、初回はアシュラム内のショッピングセンターで購入されるのが一番安心かもしれません。英語ができなくても定価販売なので交渉しなくってもよいですし、ショッピングセンターではほとんどのアイテムが揃います。)
洋服 男女とも、インドで肌を見せると非常に浮きますので、体を隠す服、女性はショールなどを持参すると重宝します。
ウインドブレーカー インドでも、季節や天気によっては夜、冷え込みます。サッと羽織れる薄手の上着があると便利。冬季には、フリースを羽織って丁度・・・ぐらいでした。
折りたたみ傘 日本の軽量・折り畳み傘はないので、持っていくと便利。
雨がっぱ(?) 豪雨のとき、あると便利です。
ビーチサンダル ダルシャンホールの外に履物を脱いで置きっぱなしにするので、安価で履きつぶせる程度のもの(100円ショップ等)を持参するとグッドです。





( 5 ) ダルシャン編
ダルシャン用のポーチ 手のひらサイズのポーチ以外はダルシャンラインに持ち込めないので、盗難防止のため、チャックが開けにくいものを選ぶとグッド。私は無印良品の、折りたたみ式の小型ポーチが重宝しています。
水に流せるポケットティッシュ 日本製の方が断然、性能がよくって割安。インドのトイレには紙がないですし、ダルシャン中に感動で涙したり鼻が出たりする時に重宝します。
座布団 日本では体験することがないぐらい、かなり長時間、座ります。かさ張る&安価という理由で、現地調達の方が良いです。
扇子・団扇 暑さよけ・虫よけに、100円ショップで売っているような団扇があると重宝します。夏は、必需品。
髪留め 女性は、ダルシャン会場で髪を一つにまとめるように指示されます。インドでは、風になびく黒髪・・・というのは、良い印象を持たれていないようで、纏め髪、三つ編の女性が圧倒的に多いです。











( 6 ) 飲食編
ジップロック (口がぴったり閉まる食品保存用のビニール袋) 虫やアリがくるので、封を切ったお菓子など、ジップロックに入れて洗濯用のロープに吊るしておくとグッドです。
お皿・プラスチック容器 カットフルーツ保管などに便利。パーティー用の紙皿、コップ、スプーンでもOK。
フタつきのコップ フレッシュジュース等、アリさんに大人気の飲料水を保管するときに重宝する。
カトラリー フルーツナイフ、ナイフ・フォーク・スプーン・お箸等あれば便利。
電熱ポット 電熱ポット/ミニ湯沸かし器具が一つあると、とっても便利。 暑いインドでも、温かい飲み物はホッとします。
紅茶・日本茶 ティーバッグのお茶は全体的に味が薄めです。チャイ用の紅茶葉は、濃いです。
コーヒー ペーパーフィルター、豆は品薄。インスタントコーヒーが主流。美味しさを求めるなら、日本のもの持参をお勧めします。
断水に備えて、常に余分に部屋に水を置いておくとよいです(飲用&洗顔等用)。
ウェットティッシュ 断水の時に消毒用アルコール入りのポケットティッシュが重宝した覚えが・・・。
菜食 アシュラム内では、卵が入っている食品も非菜食の部類に入るので、日本から食べ物を持ってこられる際には原材料をチェックされた方がよいかもしれません。−別に調べられて没収される・・・といったことはありませんが一応、気持ち的に...お伝えしておきます。


便利リンク: 旅行者のための小冊子(PDF)
(シュリ サティア サイ ババの活動の本拠地である、プラシャーンティ ニラヤムのアシュラム滞在案内)


Om Sri Sai Ram


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