ヴェーダ吟唱★週間スケジュール

マンディール(神殿)横の集合場所に、なんだか見慣れない用紙が・・・。
気になって見てみると、サイ・ババのダルシャン前に唱えるヴェーダリストが貼ってありました。


インド最古の天啓聖典ヴェーダ
サイババは、今生の最重要ミッション(使命)の一つとして、「ヴェーダの復興」を掲げている...。


そのプロセスの一つとして、プッタパルティのアシュラムでは、2003年9月18日からヴェーダの吟唱が始まった他、世界中であらゆる人種の老若男女がヴェーダを学び、吟唱し始めています。



★ さてさて、この用紙によりますと・・・

このプログラムは、2010年2月20日にサイババの祝福を得たあと、祭事や文化祭などのプログラムがある日を除いて毎日、マンディールにて唱えられているそうです。

ちなみに最近のスケジュールは、朝:8時〜9時まで、夕方:16時30分〜17:30分までヴェーダを吟唱した後、バジャン唱歌に移る・・・という具合で、リストのヴェーダは、三つの定例ヴェーダの後、曜日毎に違うものを唱え、最後に母国と世界の安寧のための祈りを唱えて終了となります。
(尚、吟唱中の発音の間違いを謝罪し、許しを願う Kshama Prarthana(クシャマー・プラールタナー:寛容のヴェーダ)は、マンディールでは唱えられておりません)。


★ 三つの定例ヴェーダとは・・・

1.事初めには必ず唱える、Ganapati Prarthana(ガナパティ・プラールタナー)。
2.暴風神を讃えるRudram([ルッドラムシヴァ神の別称)、Namakam(ナマカム)と Chamakam(チャマカム)。
3.ヴィシュヌ神を讃えるPurusha Suktam(プルシャ・スークタム)。


★ 曜日ごとのヴェーダは・・・








Day − 曜日 VEDA − ヴェーダ
Mon - Shiksha Valli - Taittiriya Upanishad, Atma Suktam, Nila Suktam シークシャー・ヴァリー(タイッティリーヤ・ウパニシャッド)、アートマ・スークタム、ニーラー・スークタム
Tue - Bhrugu Valli -Taittiriya Upanishad , Bhu Suktam, Pavamana Suktam, Ayushya Suktam, Devi Suktam ブルグ・ヴァリー(タイッティリーヤ・ウパニシャッド)、ブー・スークタム、パーヴァマナ・スークタム、 アーユシヤ・ スークタム、 デーヴィー・スークタム
Wed - Ganesha Suktam, Prokshana Mantraha, Ishavasya Upanishad, Narayana Suktam, Maha-Narayanopanishad or Arunam (Alternative Week) ガネーシャ・スークタム、プロークシャナマントラハ、 イーシャヴァッスヤ・ウパニシャッド、ナーラヤナ・スークタム、マハ・ナーラヤナ・ウパニシャッド or アルナム(隔週)
Thu - Ganapati Atharva Shiirsham, Vishnu Suktam, Laghunyasam Suktam, Hiranyagarbha Suktam,Durga Suktam, Sivopasana ガナパティ・アタルヴァ ・シールシャム、ヴィシュヌ・スークタム 、ラグニャーサム・スークタム、ヒランニャガルバ・スークタム、ドゥルガー・スークタム、シヴォーパーサナ
Fri - Bhagya Suktam, Navagraha Sarvadevatha Gayathri, Sri Suktam, Medha Suktam, Mantra Puspam バーギャ・スークタム、ナヴァグラハ・サルヴァデーヴァタガーヤットリー、シュリー・スークタム、メーダー・スークタム、マントラ・プシパム
Sat - Brahmananda Valli - Taittiriya Upanishad, Maha-Narayanopanishad or Arunam (Alternative Week) ブラフマーンダ・ヴァリー(タイッティリーヤウパニシャッド)、マハ・ナーラヤナ・ウパニシャッド or アルナム(隔週
Sun - Udakashanthi Mantra (Tejosi...), Suryanamaskara Mantra, Suryopanishad, Narayanopanishad, Ghanam (Gananantwa, Pranodevi, Gayatri, Karoti Roopam) ウダカシャンティ・マントラ、スーリャ・ナマスカーラ・マントラ、スーリョ・ウパニシャッド、ナーラーヤナ・ウパニシャッド、ギャーナム(ガナーナームトワ、プラノーデーヴィ、ガーヤットリー、カロティー・ローパム)
↑ は、日本でも入手できるCD、『アナンタ エンドレス・セレクション』や、『ヴェーダ プシパーンジャリ・セレクション 』に収録されているヴェーダもたくさんありまして。。。聞いているだけで、なんだか浄化されます。 なお、サイババによるヴェーダに関する著書、『ヴェーダ・リーラー・カイヴァッリャ・ヴァーヒニー』のリンクはこちら。 他にも、サンスクリット語の発音の解説や12のヴェーダテキストと邦訳が掲載されている『ヴェーダ テキスト Vol. 1 & 2』も、日本で開催されているヴェーダクラスや、遠く離れたインドでの個人学習用教材として、かなり... 重宝しています ♪ にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
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