わたしたちにできること

日本では、震災の後、福島原発に関する誤報が相次いでいます。


29億ベクレルのヨウ素検出→夜に撤回
放射線量「1千万倍」は誤りと発表、10万倍に



もしこれらの誤報が、じつは誤報ではなく、人類の祈りをお聞き入れになった神様が、誰にも知られず私達を、更なる危機から守ってくださっているとしたら・・・?


ヒンドゥー教徒のあいだでは、私達が生きる今の時代を、「カリユガの時代」と呼び、人類の文明によって人々が神から遠ざけられ、霊的な堕落を引き起こす悪徳の時代、暗黒時代であると信じられています。そしていくつかの聖典に予言されている通り、神は4つの目的・・・「正しい行いを護るため」、「帰依者を護るため」、「ヴェーダを復興するため」、「古典学者を養成するため」・・・を果たすべく降臨されると言われています。



サイ・ババは、このカリユガ時代に関して次のように語っています。


『 カリユガにおいては、善と悪が万人の中に宿っています。
もし神が、悪を滅ぼそうとするならば、人類はすべて滅亡してしまうでしょう。
もし神が、人類を生存させようとするならば、神は別の計略を立てなければなりません。
神は、終焉よりも、むしろ、変容を、求めるのです。 』



つい先ほど、【ラジオサイから重要なお知らせ】 が入りました。

そして私たちは、わたしたちにできる範囲で最善を尽くすことが大切だと思いました。 


震災に関するサイババの言葉が新たに追加されていました。これは、神に対して万人が抱く、普遍的な質問かと思いましたので、一部引用して紹介させていただきたいと思います。


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1.毎日、108回のガーヤトリーマントラを唱える。

ガーヤトリーマントラを心をこめて唱えることにより心をさらに清め、エゴや執着のない生活、自己犠牲を基本とした生活を送る。


2.心を善い思いだけで満たす。  
心を監視し、あらゆる嫉妬・怒り・憎しみが心に入る隙を与えず常に神を想い、御名を唱え、すべての人の幸せを祈る 〜 清らかな心は、すべてを浄化していきます。

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問い 
スワミを批判する人たちは、どうしてサイ ババは、サンカルパ シャクティ(神の意志の力)を使うことによって、干ばつのときに雨を降らせたり、飢饉のときに食物を物質化して苦しんでいる人たちを助けたりしないのかと尋ねます。
アヴァター(神の化身)には、人間が自然の力を調整して、地震や洪水、干ばつや飢饉や伝染病といった災害を防ぐことができるよう助けることはできないのでしょうか?


ババ これから話すことが、まさに、そうした災害を克服するために、人の内に宿る神として化身することによって、私が行っていることです。アヴァターには人々を助けることのできる二つの方法があります。片方が瞬時に解決する方法であるのに対して、もう片方は長い時間をかける方法です。
 瞬時の解決策を用いれば、自然そのものの根本的な性質にも、因果応報というカルマの法則にも反することになります。大多数の人は、カルマの法則に支配された、欲とエゴに満ちた俗世に生きています。そのような人たちは自らの行為の報いを受けます。行為の報いは、その人たちに進化や退化をもたらします。
 もし、その人たちの問題を即刻解決するためにアヴァターがそこに介入したなら、すべての行為、進歩、そして、進化すら停止してしまうでしょう。この解決策を認めることはできません。なぜなら、これは自然の法則をことごとく無視しているからです。

 もう一方のより効果的な方法は、長期的な解決策であり、それによってアヴァターは、人々が霊性の法則の真理を理解することができるよう、人を高次の意識レベルへと導きます。そうすることで、人々は正義へと向き直り、より良い状態になるためにしっかりと働くことができるようになります。この方法は、人々を自然、および、因果応報というカルマの法則に再び結び付けます。
 すると人々は、今、自分たちが被害者として巻きこまれている因果応報のサイクルを超越し、それによって、あなたの言ったような災害を未然に防ぐことができるよう、自然の力を調整するようになるでしょう。


問い  つまり、あなたは、今、人類が自らの運命を制することができるよう、人類の意識を神に近い状態に引き上げているということですか?


ババ その通り。 人類は私のサンカルパ シャクティ(神の力、宇宙エネルギー)のシェアホルダー(分かち持っている者、株主)です。私は人類を通して働き、人類に宿る神を目覚めさせ、人類が自然の法則と力を支配することができるよう徐々に人類をより高次の実体へと進化させなければなりません。もし、私が何でも即座に治して人々を今のレベルに留まらせていれば、人々はすぐに、すべてをめちゃくちゃにし、また互いにいがみ合い、その結果、世界は前と同じ混沌とした状態になってしまうでしょう。
 苦難も困難も、宇宙のドラマの避けることのできない一幕です。そうした災害は、神が定めたものではなく、人間が自らの悪業(あくごう)の報いとして招いたものです。それは人間を矯正するための罰です。そうした罰は、人間が「サット・チット・アーナンダ」(絶対実在・純粋意識・至福)、すなわち英知と至福を有する神に近い状態を体験できるよう、人々に悪の道を歩むのをやめさせ、正しい道へと連れ戻します。
 これらはすべて、大いなる統合の一部であり、そこではネガティブなもの(負・陰)はポジティブなもの(正・陽)の栄光に服従します。そのようにして、死は不死を称え、無知は英知を称え、苦は至福を称え、夜は夜明けを称えます。

 ですから、結論として、もし、あなたが言ったように、即時の終焉をもたらすためにアヴァターが災難を引き起こすとしたら――私にはそれができますし、どうしても必要とあらばそれを行いますが――カルマの法則にのっとった、創造のドラマ全体が崩壊してしまうでしょう。そうした災難は、神が人間にもたらしたものではなく、まさしく人間が人間にもたらしたものであるということを覚えておきなさい。
 ですから、人間は、カルマ的なものを超越して指揮権を持つことができるよう、エゴを滅ぼし、代わりに超越的な意識を持つことによって、自らを壊して作り変えなければなりません。

“My Baba and I” p95-p96(J.ヒスロップ博士著)

続きはこちらにて: 地震についてのサイババの御言葉



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ジョンヒスロップ博士 サティア サイババとの対話の著者。
米国カリフォルニア大学(UCLA大学)の教育学部で博士号を取得し、そこで大学院の助手として教鞭をとる。カリフォルニアのリバーサイドカレッジの商業教育学部の学部長として教職を継続したのち、教育分野からビジネスの分野に入り、カリフォルニア都市開発者の副社長を務めた。博士は、青年時代から霊的真実を探求し続け、さまざまな霊的師のもとで学んだ後、1968年1月にサティヤ・サイ・ババに出会う。
無数の出来事を通じて博士はサイ・ババの神性を実感、サイ・ババから多くのインタビューを受け、さまざまな霊的疑問に関する詳細な回答をサイ・ババ自身から直接得た。その後、米国サティヤ・サイ・オーガニゼーションの統括を務め、サイ・ババとの体験を本に綴り、サイ・ババのメッセージを世界に広めた。病に冒された晩年も積極的に活動を続けた博士は、1995年8月11日の金曜日に肉体を離れた。博士の死後、サイ・ババは「ヒスロップは私のもとに来ました。ヒスロップは良い人間でした。いつもスワミのことを考え、スワミのために働いていました」と語った。


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