BPBP(ブッダプールニマ&バースデーパーティー)


今年の仏陀プールニマは、彼の誕生日と重なったため、我が家は大忙しでした。



今回の主催国は日本で、70名以上の方が日本から参加されたそうです。

文化祭クワイヤ(コーラス)や、震災を題材にした演劇の上演も好評で、ヴェーダ吟唱に至っては、「They sounded just like Indian (まるでインド人が吟唱しているようだった)」と、スワミの学生の間で感嘆が漏れていたそうです。

謙虚さを美徳とする日本ですが、これを景気に、ヴェーダは敷居が高くって」・・・と思っている初心者の方々に対してヴェーダをわかりやすく解説した、ヴェーダ学習ビデオ』なんかが企画されると素敵ですねー♪ そうなれば、まず母に見せたいです!

]私はインドの寺院でアンティーと一緒にヴェーダマントラを唱える機会がありますが、帰依心をもってストイックにヴェーダを吟唱している(緻密で完璧主義な)日本人の方が、地元のインド人やプージャリ(プージャをする僧侶)より、よっぽど正しい発音で唱えているというのを度々体験しています。


以前、スワミの指示で、カストゥーリ博士のお孫さん夫妻が制作したルッドラムの解説DVDを「日本の皆さんへ」と、頂戴しました。

そこには、ヴェーダマントラの意味が背景画像に描かれていて、とても分かりやすかったのを覚えています。

ヴェーダの発音の正確さは大切ですが、ナレーションを吹き込む際に、ドイツ人の奥さまが“英語を母国語とするナレーター”を探していたら、スワミは、「英語の訛りは気にせず、あなたがナレーションを吹き込みなさい。なぜなら、声に宿る“思い −Bhava” が大切だからです、」と仰ったそうです。

「声は第二の顔」と言われていますが、声に潜む思いや人格は、隠せませんもんねー。



話を戻し・・・
普段、ホームパーティのゲストは、インド人の割合が多い我が家・・・。今回は私が日本でお世話になった方々にも参加頂けたので、気分的にリラックスできて、とっても楽しかったです!


ブッダプールニマ一日目、5月7日のプログラムは、クワイヤー。
クワイヤーに参加した友人たちと家に到着すると、既に部屋は明るく・・・とっくの昔にゲストがお部屋の中で待っていました(...冷汗)。どうやら彼が気を利かせて友人に鍵を渡し、玄関先で待っていたゲストに入ってもらうよう頼んでいたようです(焦)。インド時間・・・というと遅れがちなイメージがありますが、日本人の私の方が、規則正しい寮生活を送っている方々より、時間にルーズかも・・・と焦った瞬間です。


気を取り直して、ササっと用意し、まずは、バジャン
楽器といえばタンバリンぐらいしかない家ですが、なんとかなるものです・・・(と思いたい)

次はアーラティかと思いきや、急きょ、スワミの学生から、「まるでダルマラージャのような人物」と尊敬を集めるシュリ・ランガラージャン教授にスワミとの体験をお話頂くことになりました。
以前から「素晴らしい人格の持ち主」と、度々耳にしていましたが、本当に人格の美しさが辺りに薫るようなお方で、体験談も素晴らしかったので、また別の機会にブログで紹介したいと思います。 (ちなみに彼曰く、「僕はランガラージャン先生のファンなんだ!」と、教授の話をする時は、まるで子供がヒーローを語るように意気揚々として何度も語ります。)


今日のケーキは、モカとキャラメルにバニラ。見えにくいですが、真ん中のケーキには、ハッピーブッダプールニマと書かれてあります。


ケーキのキャンドルに、びっくり!


最後にパシャリと、記念撮影。


皆さん、とっても素敵な時間をありがとうございました!



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