ならぬことは ならぬものです


最近友人がブログを始められたのですが、
日本文化の美しさに関するテーマを取り上げられていて、非常に勉強になります。


とても謙虚な方でして、リンクの公開はお望みにならないのですが、
素敵な記事はこちらでも取り上げて良いと仰っていただいたので、

今後は時折・・・日本の文化が薫るかもしれません。


先ずその一・・・


「ならぬことは ならぬものです」



会津藩は、陸奥(後の岩代)会津郡を中心に現在の福島県西部と新潟県の一部を治めた藩。

かつてそこには、藩士の子弟6〜9歳の子ども達を教育する組織、 「什(じゅう)」があったそうです。

ベストセラー、「国家の品格」にも登場した名言で、日本在住の方はすでにご存じの方も多いかもしれませんが、私は友人から教わって初めて知りました。


福島県では、
「ならぬことは ならぬものです」を引用したNN運動が展開されているそうですが、
その由来は、武家の厳しい自己抑制の文化の中で繰り返し教えられていた
「什の掟」という決まりごとにあるそうです。



什の掟

一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ

○ ○ならぬことは ならぬものです


伝統的な規範意識が脈々と受け継がれている会津では現在、
什の掟」は、「あいづっこ宣言」という行動規範となって、市民の間で謳われているそうです。


「あいづっこ宣言」


一、人をいたわります
二、ありがとうごめんなさいを言います
三、がまんをします
四、卑怯なふるまいをしません
五、会津を誇り年上を敬います
六、夢に向かってがんばります

○ ○やってはならぬ やらねばならぬ 
○ ○ならぬことは ならぬものです



・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…



以下は上記とは全く関係なく、完全なる私のモノローグ…


報道規制というブログ記事で知ったのですが、去る15日に、原発の再稼動に反対する一万人規模のデモが東京の真ん中であったのですね・・・。
その様子は、別の知人から送られてきたこちらにて知ったのですが、動画よりも、その下に掲載されている閲覧者コメントの方が興味深かったりしました。


願わくばデモが、利権にがんじがらめになった人々の公序良俗の感覚を刺激することが出来ればいいのですが、黄金時代を迎えるにあたっても、地球を蝕まない、エコフレンドリーな発電方法が開発されるといいですねぇ。

今週の22日の18〜22時にも、再度デモが企画されているそうですが、こちらも、マスコミは報道を一斉自粛するのかしら・・・と興味津々です。

中国の報道規制を疑似体験した感じでしょうか・・・ツイッターと、ユーチューブの活躍ですね♪


ただ、マスコミの中にも、真相を解析する番組もあるみたいです。

なるほど・・・何兆という大金はたいて設置した原発を稼働しないと、電力会社が借金で経営破たんに陥るですねぇ。 会社を救うか、地球を救うか・・・。



にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 倫理・道徳へ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 菜食・ベジタリアンへ

ブログランキングに参加しています。 応援クリックして頂けますと幸いです。