7月第一週目のダルシャン

7月3日のアーシャーディ・エーカーダシーに向けて、マハーラーシュトラ州やゴア州から大勢の帰依者がアシュラムに来訪している。7月1日には、早朝、8歳から72歳の、およそ300名によるヴェーダの詠唱があった。ほとんどが日本のセンターでも学んでいるヴェーダだったので少し嬉しかった。子どももたくさん参加していて、みんな何も見ずに唱えている!す、すごいなぁと感心してしまった。詠唱するキーが高い。喉を傷めないのかしら?ちなみに、私の横の部屋には、マハーラーシュトラ州の家族、11人が2DKの部屋に滞在している。わたし、1DKに一人で住んでいます。。。ダルシャンホールで妙に体にくっ付いてくるインドの御婆ちゃんのことを思ったら、インド人のスペースの感覚って、非常に、こじんまりしている。
夕方のダルシャンには男女デュオのプロによる音楽プログラムがあった。ものすごいテクニックで熱唱していた。達人技の歌唱力。プログラム終了後、すぐにサイババはサイの学生にも歌うように指示をした。ものすごい、帰依心。ハートが動いた。スワミは、私の生徒たちの歌はどうね?と誇らしげに微笑んでいたように思えた。頭に届く歌と心に届く歌の違いを聞かせてもらったような気がする。マインドを刺激する歌は集中を要するけどハートに届く歌は、聞いていて、飽きが来ない。

アシュラムの中央に、特設ステージが組み立てられていて、PAも入り、とっても音響が良いので耳に優しい。二日目はタブラープレーヤーのSuresh Talwalkar のバンドによるコンサートがあった。サイババの体が見える位置に座り、目を閉じて何十層もの音のうねりに集中すると、惨烈している精神が収まるべきところに収められていくような、ヒーリング効果があるような気がした。ゆっくりと呼吸をしながら、一時間の間、音に身を任せた。ちょっと、癒されたかも。

3日には、マハーラーシュトラ州の青年達によるドラマがあった。毎年、劇を奉納しているのか、とても慣れた感じで演出がとても可愛く、お洒落だなぁと思った。例えば、劇中に、サイババが若かりし頃、マハーラーシュトラ州に訪れたことをナレーションして、子ども役が、ここに写真があるんです、スワミ!と言ってスワミのもとにかけよって、アルバムを見せたり、スワミは昔、年に二度はダルマクシェートラのアシュラムにお見えになっていました。なんて素敵な思い出、それは、もう一度実現するのでしょうか?とセリフとして聞いたり。。。スワミとの対話を組み込んだ演出に、鑑賞者は劇とスワミの反応を二重に愉しんだ。

7日にグル・プールニマを控えているせいか、アシュラムは本格的に混み始めている。各国からグループで来る人たちには、グループシートが設けられ、パブリックという一般参拝者はダルシャンホールの2/3以降の位置から座れる感じで・・・今日は、トークンラインに行くのをお休みしている。いつものように、スワミは5時過ぎぐらいに来るかな?と思っていたら、4時にヴェーダの詠唱が始まった(汗)。アシュラムの近くに住んでいるのでダルシャンホールのスピーカーが聞こえる。そろそろ、、、行かなくては、です。あー、もみくちゃにされずに神聖で平安なダルシャンになりますように。。。

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