皆既日食 前日

20日は、何か特別な日だったのかしら?

午後ダルシャンにはサイババが祭事の日に利用される金縁の白の車いすで入場・・・。バジャン途中、いきなりスワミの通訳者のアニールクマール博士と、シュリ・サティヤ・サイ大学副学長のS.V.ギリ氏による演説が始まった後、スワミの講話が7時過ぎまで続いた。
ここ数週間、祭事以外の日には、6時過ぎにアールティ(ダルシャン終了後、樟脳の火を回す礼拝儀式)が行われるので、普段に比べて1時間近くも長めのダルシャン。スピーカーがハオリングがする位置に座っていたので講話を聞くのはあきらめ、後日紙面で内容が上がってくるのを楽しみにすることにした。 ...たまに読み物があると、待ち時間を有効に使えるのでけっこう嬉しい(^^)

アールティの後、みんなの幸せを願うために捧げる祈り「 Samasthah Lokah Sukhino Bhavanthu 」を唱和した後、スワミが男子生徒を呼んで、耳元で何かを囁いた。?・・・参列者が見守る中、一瞬の沈黙に続き、マイクを通して新しい祈りの言葉 『 Samasthah Jeeva Sukhino Bhavanthu 』が聞こえてきた。
てっきり私はデーヴァかな?と思っていたけれど、デーヴァだと祈りの対象が神々に限定され、ジーヴァだと、すべての存在―自我意識を伴う個々の魂の幸せ、を願う祈りになるんだよ、とインド人のセヴァダルが教えてくれた。そういえば、パルティに住んでいる日本の人も同じようなことを言ってたような気が・・・。

翌日にあたる21日には、バジャン定刻前(9時前か5時前)にスワミが入場されるときにのみ吟唱するヴェーダが、午前・午後ダルシャンとも、一時間前からダルシャンホールに響き渡っていた。・・・しまった。ヴェーダのプリント用紙、持っていくべしだった(最近、10ページぐらいまでは、ホール内に用紙の持ち込みが可能)覚えているヴェーダをところどころ、一緒に唱えた。

スワミは午前ダルシャンには来られず、午後ダルシャンには、5時過ぎに入場されたので、もしかして、皆既日食が関係しているのかな? それとも、新しい習慣が始まったのかな? (^^)・・・ 色々と空想して待ち時間を愉しんだ。


午後8時過ぎ、ガヤトリープージャを終えた頃に、先日お世話になった占星術師から連絡があった。「インドでは、皆既日食が起こる早朝、5時から7時は吉兆の時間とされているから、カルマ解消のためにも祈りを捧げるといいよ」と、電話越しに教えてくれた。どんな祈りを捧げるとよいですか?と聞くと、Anything - なんでも。今まで習ったものでいいよ・・・という楽観的な答えが返ってきた。


そっか、朝5時か・・・。 
うーん、今日はこれから、もう寝ます。Zzz。
Wish you all have a Sweet Dream and a memorable Solar Eclipse :)


・−・−・− 追記 ・−・−・−・

翌日、インドにいる日本の方から、逆の話を聞いてたよ、と教えて頂いてよく調べたところ、インドでは、太陽神が隠される皆既日蝕は、不吉とされていて、早朝の過ごし方としては、絶食してマントラを唱え続ける、屋外に出るのを控える、日蝕が過ぎるまで寝てる、等々だそうです。おそらく、占星術の方が、Inauspiciousといったのを、私が Auspicious…と聞き間違えたのが、もっとも真実に近いです・・・それにしても、ま逆の意味ですから、みなさん・・・誤情報を掲載してしまってホント、すみませんでした(謝)・・・。


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