サイババの通訳者、来日!


アニール・クマール教授と聞いて、「おっ!」っと思われる方はかなりのサイ・ババ通。
もう十数年も前から、テルグ語で話すサイババのスピーチを英語に通訳する、サティヤサイ大学の教授が、来月初旬(6月3日〜7日の5日間)に、東京・名古屋・神戸にて来日講演を開催する。



初めてこの方の通訳を生で聞いたのは、2007年の7月。通訳を兼ねて世界青年大会に出席していた私は、初めて聞く“インド英語”、いわゆるヒングリッシュに愕然とし、「ごめん、単語一つでさえわからない。全く聞き取れないからお手上げ... 。」(涙)と、在日インド人の女性に筆記を変わってもらった。


(来日の際には、日本語逐次通訳がつくかと思われます。)

あれから三年の月日が流れた今では、すっかりヒングリッシュに馴染んだ私。アニール・クマール教授のユーモアと機知に富んだスピーチの一ファンに・・・。
そして、教授のスピーチの醍醐味は、なんといっても本題の節々で“側近にしかわからないサイババの様子、サイババとの掛け合い”をユーモアたっぷりと、惜しげもなくお話くださるところ。思わず「へーっ!」という、未知なる世界に触れた童子のような喜びが、心をパッと明るくする。


ドラマティックかつエネルギッシュにお話になるアニール・クマール教授は、サティヤサイ大学の学生からも人気が高く、日曜日の朝には、プッタパルティのアシュラムで世界中から来訪中の参拝者に向けて、「サンデー・サットサング・スピーチ」を開催している(英語)。

このサットサングヒンディー語で神との親交、善い仲間とともに過ごすことを指す) はとても面白く、至近距離で日々サイババに接する者しか知りえない、「とっておきの」心温まるお話や、ユニークなエピソード、そしてパルティで開催されているお祭りの内的意味を、とてもわかりやすく解説してくれる。
また、Q&Aの時間には、時には突拍子もない(しかし、大真面目で誠意ある)質問が出てくることもあるけれど、ユーモアを交えて真摯に回答される教授の答えからは、結構、学ぶことが多い・・・。(たまに、質問と共にクスクスっといった笑い声が回りから聞こえてきて、それに釣られて笑ってしまうものの、アニール・クマール教授が質問を反芻しているときに内容をよぉーく考えてみたら、結構、奥が深い内容を伴ってることがある・・・。そういう時、勘の良い教授は、考えすぎて答えが出なくなった時に生じる疑問、と即座に察し、まるで自分の生徒を見るように愛ある答えを促す。その後、笑った自分を心の中でちょっと反省する・・・ということがあります。)


サイババに興味はあるけどバジャンとか知らないし、会合とかに参加するのはちょっと・・・とお思いの方は、インド大使館(東京)、ホテル(名古屋)の会場に参加されるのもよいかもしれません。きっと、乾いた心に染み入る素敵なエピソードが聞けることかと思います。

ちなみに、申し込みは5月30日までだそうです。


以下、プロフィール・著書・サットサングスピーチのサイト・サイババのインタビュー等:
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★ プロフィール:アニール クマール カマラジュ − Anil Kumar Kamaraju
南インド、アーンドラ・プラデーシュ州出身。三代にわたってブラフマ・サマージBrahmo Samaj)を信奉する家庭に生まれる。1970年、夫人が病に倒れ、13人の医者に診せるがよくならず、サティヤ・サイ・ババのアシュラムを訪れる。夫人の病気が完治したことをきっかけに、サティヤ・サイ・ババの帰依者となる。サティヤ・サイ・ババが学長を務めるサティヤ・サイ大学の副学長を経て、現在はサティヤ・サイ大学植物学教授。長年にわたりサティヤ・サイ・ババテルグ語講話の英語への逐次通訳者を務めている。


★ 著書:
『サティヨーパニシャッド上巻 バガヴァン・シュリ・サティア・サイ・ババの答える日々の暮らしをスピリチュアライズする方法』
『サティヨーパニシャッド下巻 バガヴァン・シュリ・サティア・サイ・ババの答える日々の暮らしをスピリチュアライズする方法』
アニール・クマール教授が、生徒や帰依者を代表してサイババにスピリチャリティーに関して、インド文化に対して質疑応答された様子が収録されている書籍。
 



★ アニール・クマール教授のサイト:サンデー・サットサング
日曜日の朝10時から、プッタパルティのアシュラムで開催されている「サンデー・サットサング」のスピーチ内容や動画が見られます。


サイババへのインタビュー:コダイカナルインタビュー Q&A


質問内容例:
問:自分達の人生には幸せなどない、自分達は絶対に幸福になれない、という人達がいます。なぜでしょうか。

問:なぜ私達は神の恩寵を受けないのでしょうか。

問:私達は自分自身の行動に責任があり、自分の行動の結果 を逃れることはできないと言われています。そのような状況の中で、バクティ(神への愛)はどのような恩恵をもたらすのでしょうか。

・・・などなど。



★ アニール・クマール教授来日スケジュール来日記念講演





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