「サティヤサイババとは誰なのか? 〜 近代聖者達による証言 2」

インドの聖典、「バガヴァッド ギーター」の中で、クリシュナ神は次のように宣言しました。



実に、ダルマ(正法)が衰え、
アダルマ(非法)が栄える時、
私は自身を現わすのである。

バガヴァット ギーター4節7章


善人を救うため、
悪人を滅ぼすため、
美徳を確立するために、
私はユガごとに出現する。

バガヴァット ギーター4節8章



かつてイエス・キリストを地上に遣わした、全知全能の父なる神とは、一体誰なのでしょう?
エスの予言通り、父なる神−創造主が、地上に降臨なさるなんてこと、あるのでしょうか?



一般的に、聖者とは、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物や、修行を積んだ信仰者のことを指すため、宗派の教祖や高弟といった、崇拝対象となる人を表すことが多いと言われています。


優れた人格形成に欠かせないのが、ココロの制御・・・。


「人間の進歩にとって、心と頭が純粋なことが、瞑想や祈りよりも重要です」(1008の宝石 P.107)と語るサイ・ババは、「心」というものに対して、次のように指摘しています。


「心とは欲望が織り重ねられたものです。心の平安とは欲望がないということであり、その状態において心は存在しません。いわば、心とは滅するものです。心の平安が真に意味しているのは純粋性、すなわち意識が完全に純粋であるということなのです。」サティア サイ スピークス 第1巻 P.172


ここで、心の制御をマスターし、純化された意識によって人々から人格者として尊敬されている近代聖者が、異口同音に残した証言に移りたいと思います。



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反英独立運動家、宗教家、霊性指導者、ヨーガ指導者、インド哲学者、詩人、神秘思想家、インテグラル・ヨーガの創始者、という数々の敬称で呼ばれ、今世紀最高の聖者の一人として知られるオーロビンド・ゴーシュが残した言葉です。
サイ・ババの誕生(1926年11月23日)後、オーロビンド・ゴーシュは、長い沈黙のあと、次のように告げました。
「1926年11月24日は、クリシュナ神が地上に降臨され、人間のからだにお入りになった日である。完全無欠な主のお力が思想を導き、この世の人々のハートに永遠の光を灯すであろう。そして群衆が、主の言葉に耳を傾けるのだ。」 【10】 
更なる詳述はこちら


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チェンナイに住んでいたМ.S.シュッバラクシュミー夫妻は、長年、カーンチプラムの聖者、パラマチャリヤの信奉者の一人でした。
М.S.シュッバラクシュミー南インド古典・カルナーティック音楽の著名な歌い手。パラマチャリヤは、第68代目のカンチカーマコティピータムの最高位の称号を得た聖者です。

ある日、パラマチャリヤがシュッバラクシュミーに向かって、プッタパルティに行きなさい」 と命じました。
この指示に対し、シュッバラクシュミーはとても困惑しました。彼女にはもうすでに、パラマチャリヤという霊性の師がいたからです。
パラマチャリヤは、とても単純に、「とにかく行きなさい、行けば理由がわかります!」とだけ告げました。
戸惑いを察したパラマチャリヤは、現地語のタミル語で、こう補足しました。“Puttaparthilay Ambaal Sakshaat Angirala Nadamadindruga”。和訳すると、次のようになります:
ドゥルガー女神が、生身の人間の姿をまとってプッタパルティにおわすのです!」



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マザー・クリシュナ・バイは、南インドケララ州出身の偉大な聖者、スワミラームダースの第一弟子であり、悟りを得た後継者でもありました。
ある日、マザー・クリシュナ・バイは、帰依者に向かってこう語りました。
サイババは、アヴァターであり、完全なるクリシュナの化身として降臨なさったお方です。
あのお方の御姿は、ブラフマン神、ヴィシュヌ神、シヴァ神が、一体化されたものなのです!」

そしてマザー・クリシュナ・バイは、帰依者達ができる限り多くの時間をサイババの近くで過ごすようにと、アドバイスを添えました。【11


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スワミ・サッチダーナンダは、マザー・クリシュナ・バイの後継者として、現在、南インドケララ州でアーナンダアシュラムを運営する、現代に生きる悟りを得た聖者です。

ある日、スワミ・サッチダーナンダは、サイババの疑惑報道に関してどう思うかと帰依者から尋ねられました。
それに対してスワミ・サッチダーナンダは、こう答えました。「あんな報道はお忘れなさい。あの方は、神です!」 【12】


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シヴァ・バーラヨギは、瞑想中に真我顕現を得た、今世紀最高のグルの一人として信奉されているヨガの聖者です。

ある日、サイババのことを尋ねられたシヴァ・バーラヨギは、「サティヤサイババはアヴァター(神の化身)です」 と答えました。【14】








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ラマナ・マハリシ(写真右)の高弟に、スワミ・アムリタアーナンダという博学のサンニャーシン(隠遁者)がいました。
それは、1956年のことです。

サティヤサイババが、聖地ティルヴァンナマライから、スワミ・アムリタアーナンダをプッタパルティへと招待し、数か月のあいだ、サイババの側で滞在していました。
10日間続くダサラ祭の期間中、帰依者に対してサイババは、毎日、講話を行っていました。
その講話中のことでした。
サイババの産みの母、イーシュワランマテルグ語で、スワミ・アムリタアーナンダに、こう質問しました。
「Ememo cheputhu unnade, sariga cheputhada? − あの子はいろいろと話していますが、ちゃんと、すべて正しい内容を言っているのでしょうか?」 
これは、イーシュワランマが抱いていた、母親ならではの憂慮でした。
サイババが不可能を可能にする出来事を幾度も目の当たりにしていたイーシュワランマではありましたが、息子の幸せを願う一人の母親として、彼女は常に不安を抱え、沈黙の内に祈りを捧げていたのです。
スワミ・アムリタアーナンダは答えました。
「アンマ(お母さん)、あのお方はパラブラフマンです。サイババは全知識を掌握なさっています。あのお方は、私のグル(霊性の師)であると同時に、神でもあるのです。」 【出典】
※パラブラフマン(Para Brahman)
至高神。至高の実在。最高梵。普遍の絶対的実在。神そのもの(神と100%合一した状態)。ブラフマンとは宇宙の根本原理であり、それを超越(パラ)する存在。


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過去数十年間のあいだ、世界各地に神秘的に出没するマイトレーヤは、スポークスマン、ベンジャミン・クレームを通してこう証言しました。
マイトレーヤは地球レベルのアヴァター(プラネタリーアヴァター)であり、サイババは宇宙レベル(ユニバーサルアヴァター)のアヴァターです。」 【16】





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インドの聖者、ヨギ・ラムスラトクマールは悟りを得たあと、世界中の霊性探求者を魅了する南インドの聖地、ティルヴァンナマライで過ごした、神秘主義者として知られています。

ヨギ・ラムスラトクマールは、過去に何度も、サイババが神の化身であるということを明言していました。
そしてサイババのアシュラムから巡礼に来た帰依者に対しては、「あなた方は神の側を離れてこんな物乞いに会いに来たのか」!」【13】と告げていたのです。
(全てに遍満する大我に融合していたヨーギは、謙虚さから、自身のことを物乞いと呼んでいました。)


次に、ヨギ・ラムスラトクマールと、西洋人で唯一ヨギから類まれない祝福を授かったウィル・ザルコスキー(Will Zulkowsky)との会話を紹介します。

ウィル・ザルコスキーは、霊性の師であるヨギ・ラムスラトクマールに質問しました。


「サティヤサイババをご覧になったことや、サイババからダルシャンを授かったことがおありですか?」
ヨギは、答えました。
「そうだ、この物乞いはあのお方に謁見したことがある。」
私は質問しました。
「では、サイババのアシュラムがある、プッタパルティで謁見されたのですか?」
ヨギは、こう答えました。
「いや、プッタパルティには行ったことがない。」
私は質問しました。
「では、(バンガロールの)ホワイトフィールドで謁見されたのですか?」
するとヨギは、こう答えました。
「いや、ホワイトフィールドには行ったことがない。」
次に私は、こう質問しました。
「では、マドラス(チェンナイ)ですね、サイババマドラスによく行かれますから。」
そうするとヨギは、こう答えました。
「いや、マドラスサイババを謁見したことはない。」


それに対し私は、こう質問しました。
「それでは、ヴィジョン(啓示体験)のようなものでサイババを見られたのですか?」
するとヨギは、またしてもこう答えました。
「いやいや、啓示体験なんて得ていないさ。」


遂に私は、質問しました。
「では、いったいどこで、サイババをご覧になったのですか?」
そうするとヨギは、こう答えました。
「この物乞いは毎日、サイババを見ている」。


私は質問しました。
「ヨギが仰っているのは、内なる目で、サイババに毎日謁見しているという意味ですか?」

ヨギは頷きました。
「そうだ。」


太陽を指さしながら、ヨギはこう答えたのです。
「この物乞いは、毎日サイババに謁見している!」


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「サティヤサイババとは誰なのか? 〜 近代聖者達による証言 3」に続く 



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