カルナータカ地方のダールカレー
私の友人には、有り難くも お料理上手♪ な方がとっても多いのですが、今回はインド人の友人のレシピを紹介したいと思います。
ところで私はずっと、南インド料理=ただ単に、火が噴くように辛い!と思っていましたが、どうやらそれは早合点だったようで、そうでもない地方もあるとか・・・。
辛さに突出しているのは、
ベンガル湾に面したプッタパルティのあるアンドラ・プラデーシュ州と、チェンナイがあるタミルナードゥ州。
、
反対側の、アラビア海に面しているカルナータカ州とケーララ州は、
辛さの中にも甘みがあり、一般日本人でも美味しいと感じるレシピが比較的多いそうです。
そして今回紹介するのは、カルナータカ地方の、ダールカレーとラッサムスープ。
友人のお母様の手料理に感動した私は、以前から、『お料理教えてー!』っと機会がある毎にラブコールをしていたのですが、今回、三年越しでやっと実現しました♪
このラッサムの隠し味は、ジャガリー(椰子糖)と、ココナッツパウダー。
インド料理には定番の、玉ねぎも、ニンニクも使用しないレシピなので、五葷を控えている方にもOKなレシピです。
それでは、下記の順序で紹介していきたいと思います。
A.下準備 ↓
B.ダールカレー ↓
C.ラッサムスープ (次回のブログ)
先ずは、時計回りで、材料紹介。
(実際に使用する分量は、作る段階で紹介します。)
1.マスタードシード
2.ターメリック
3.ラッサムパウダー
4.クミン (ジーラ)
5.ヒーング
6.ココナッツパウダー
7.乾燥したタマリンドの実
8.ジャガリー(椰子糖)
9.カレーリーフ
10.トゥールダル(ツールダル)もしくは、イエロームーンダル
11.コリアンダー(香草)
12.トマト
A.下準備
1. 乾燥したタマリンドの実を水に浸ける(1−2個)
2. ダルをよく洗い(3回)、圧力なべに移す。
3. ↑に、水(人差し指第一関節ぐらいまで)、ターメリック、油を入れて、圧力鍋で煮る。
(強火で加熱し、沸騰してから、弱火で5分ぐらい→圧力が無くなるまで自然冷却:加熱時間は鍋によります。)
4. その間に、トマト小4個をざく切り。
5. カレーリーフを一枝分、指でしごいてよく洗う。
(サイババのアシュラムがあるプッタパルティのカレーリーフは、バンガロールのものよりも、香りが豊かで、美味だとか...。知人はパルティに巡礼に来ると、多めに買って帰るそうです。)
6. タマリンドの実が15分ぐらい経って水に充分ふやけてから、手で揉みつぶす。
7. ダルが入った圧力鍋を開けて、用途別に取り分けておく。
薄い上澄み → ラッサム用
濃い下の方 → ダル・サンバール用
B.イエローダル
1. 鍋に、ギー(なければ、食用油)を大さじ2杯入れ、下記の順で材料を炒め、香りを引き出す。
2. ヒーングを、スプーンの先に、ほんの少し入れる(臭みと香りが強いので少量で充分)。
3. クミン(ジーラ)大さじ1杯。
4. ターメリック 大さじ1/2。
5. カレーリーフ(葉を千切って入れると、香りが増す)。
6. A.下準備の、8で取り分けたダルを、おたま3杯入れる。(豆の食感を好まない方は、手でさらにすり潰してから、鍋に入れる)。
7. 7分ほど、中火で煮て、最後に塩で味を調整。
8. 完成!
このダルは優しいお味なので、ベイビーも大好物です♪
C.ラッサム に続く・・・
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